平宗門から破門された創価学会は、池田大作の信徒除名処分以降も、さまざまな謗法(ほうぼう)を重ね、平成5年10月には、ついに『ニセ本尊』を作製し販売するという、仏法の根幹(こんかん)にかかわる大謗法を犯すに至ったのです。

これらの状況のなかで、宗門は平成9年9月30日、「宗規」の一部改正を行い、「本宗の檀信徒(だんしんと)が本宗以外の宗教団体に所属したときは、その資格を喪失し除籍(じょせき)される」という規定を設けました。
これを受けて、宗門は創価学会員に対して2ヶ月間の猶予(ゆうよ)を設け、平成9年11月30日を期限として、創価学会に籍(せき)を置く者は信徒資格を喪失する旨(むね)を通告しました。

このような経緯を経(へ)て、創価学会に所属する会員は日蓮正宗信徒の資格を喪失するに至りました。こうして創価学会は、組織も会員もともに、日蓮正宗とは全く無関係の団体となったのです。

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