世界真光文明教団・崇教真光の誤りを破す

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新興宗教 世界真光文明教団・崇教真光

●世界真光文明教団

【立教】昭和34年2月
【創始者】岡田光玉(初代教え主)
【現後継者】3代教え主・関口勝利(2代教え主・関口榮の長男)
【信仰の対象】御親元主真光大御神
【教典】『御聖言』『祈言集』

●崇教真光

【創立】昭和53年
【創始者】(文明教団と同じ)
【現継承者】第2代教え主・岡田恵珠(岡田光玉の養女)
【信仰の対象】(文明教団と同じ)
【教典】(文明教団と同じ)

教団の沿革

岡田光玉(おかだ・こうたま)が創立した「世界真光文明(せかいまひかりぶんめい)教団」と、その分派である「崇教真光(すうきょうまひかり」は、手かざしによる「真光の業(まひかりのわざ)」ですべてを浄化し、神の世界を地上に実現することを目指しているという教団です。

■世界救世教からの独立

明治34年(1901年)、岡田光玉(本名・岡田良一)は、元陸軍少将の長男として東京・青山に生まれました。
戦後になって「世界救世教(別項参照)」に入信した光玉は、この教団の浄霊法である「手かざし」で病人の治療をし、有力信者となりました。しかし昭和30年、世界救世教の教祖・岡田茂吉の死去にともなう教団の内紛に際し、独立を考えるようになったといいます。
昭和34年2月、光玉は58歳の誕生日に、
「神の道といい、経文、バイブルなどなど各々(おのおの)そのカケラを語らしめしのみ。・・・汝(なんじ)、その奥を語らしめられん。神理のみたま、汝の腹中に入る。(中略)光玉と名のれ。手をかざせ」
というような神の啓示を受けたのだそうです。ちなみにこの啓示は、世界救世教の教祖・岡田茂吉が受けたという神示とほとんど同じです。
こうして「魁(さきがけ)のメシヤ」として立教を決意した光玉は、養女の岡田恵珠(けいしゅ)とともに、昭和34年に「L・H陽光子友乃会(ようこうしとものかい)」を創設して布教を始めました。
昭和37年には機関誌『真光』を発刊し、教団名を「世界真光文明教団」に改称し、翌年には宗教法人の認可を受けました(この時、文明教団の2代教え主となる関口榮が顧問に就任)。昭和44年には立教10周年となり、現在の教典である光玉への神の啓示をまとめた『御聖言(ごせいげん)』を刊行しました。

■光玉の死去と「崇教真光」の分裂

昭和49年6月23日に、岡田光玉が死去しました。
その葬儀の席上、教団は「6月13日、光玉は2代教え主を関口榮にという神示を受けていた」と主張し、関口榮を後継者に指名しました。
しかし岡田恵珠は「死去の10日前、光玉からの教え主継承の儀は終えている」と反論し、7月に代表役員の登記を済ませてしまいました。
これに対し関口榮は、代表役員の地位を求めて提訴し、昭和52年には「関口榮が代表役員である」という最高裁判決を得て、正式に教団の2代教え主に就任しました。これによって岡田恵珠は文明教団から分派独立し、昭和53年に「崇教真光」を設立しました。以上が両教団分裂のいきさつです。

教義の概要

「世界真光文明教団」と「崇教真光」は教祖が同じであるため、祭神も教典も同じ、教義も同じです。

■主祭神

主祭神は「御親元主真光大御神(みおやもとスまひかりおほみかみ)」といい、「主(ス)の神」「主の大神(おおかみ)」とも呼んでいます。
教団ではこの神を「神道の天照大神、仏教の聖観音、キリスト教のヤハエ、回教のアッラーの神と呼ばれる、これらの神や菩薩の大元の神である」などと主張しています。

■神理正法の教え

教団では「神様のご計画」などと称して、
「主神(スしん)は、神の世界を地球上に造るために人間を創造したが、人間は物欲にとらわれ罪を重ね、主神との交流ができなくなった。主神は釈迦やモーゼ、マホメットなどの聖者を世に送ってこれにブレーキをかけようとしたが効果がなかった。主神は仕方なく、人類の物質文明を行き詰まらせることを決意し、<火の洗礼>によって地球と人類を浄(きよ)め、次の新しい文明への再出発をさせようとしている。その実現のために、初代教え主・岡田光玉を通して、人類に火の洗礼が到来することを知らせるとともに、洗礼から逃れる方法として<手かざし>による真光の業(まひかりのわざ)を与えた」
という「神理正法(しんりせいほう)の教え」なるものを説いています。

■不幸が起こる原因について

教団では、病・争・貧などの不幸が起こる原因は、
(1)霊的曇り・・・自身の前世の業(ごう)、先祖から受け継いだ業、神に反する言動によって生じる罪や穢(けが)れ。
(2)霊障・・・怨念を持った霊や、頼み事や戒めの意志を持った霊が、それを伝えようとして人間に憑依(ひょうい)し、心や肉体を苦しめ悩まし、生活に悪影響を与える。しかも不幸現象の80%はこの霊障によって引き起こされる。
(3)毒気・・・薬剤・食品添加物・農薬などの化学合成物質のこと。それが体内にたまって病気になる。
という3つだとしています。
これら不幸の原因をすべて解消し、人々を幸福へ導く具体的な方法が「手かざし」なのだそうです。しかもこの手かざし、3日間の初級研修会の受講で誰でもできるようになり、奇跡を起こせるなどと主張しています。

■信者の日々の修行

信者は、日々の修行においては以下の二つを使用しています。
(1)『御聖言(ごせいげん)』・・・光玉が主神より神示を受けたという内容を収録した教典。
(2)『祈言集(のりごとしゅう)』・・・手かざしの時に唱える祈り言葉やら、光玉の教示を収録したもの。 邪宗教である理由

■「手かざし」は幼稚な奇跡信仰

この「手かざし」なるものは、岡田光玉が立教前に入信していた「世界救世教(別項参照)」と同じ類(たぐい)のものです。
教団では「不幸の原因をすべて解消し、人々を幸福へ導く具体的な方法が<手かざし>だ」などと主張し、さらに「人だけでなく、食品や水、動物、機械その他に施しても効果があり、死にかけた動物がよみがえったり、動かなくなった機械や時計が動き出す」などと、常識では考えられない奇跡話を売り物にしています。
物事には、すべからく「原因」があって「結果」が生じます。この当たり前の道理を無視したものが「奇跡」で、原因のないところにいきなり結果が生じるという、実に非常識な、子供だましの俗信的発想です。人が正しく生きるためには、当たり前の道理を無視するような、幼稚な信仰は不要です。
それに、手かざしで不幸の原因を解消したはず人たちが、教団の跡目争いで分裂するなどお笑いです。これこそ、手かざしなどに何も効力がない一つの証左と言えます。

■荒唐無稽(こうとうむけい)な仏教利用

岡田光玉は、「釈尊(お釈迦様)は、主神から遣(つか)わされた」などと勝手な主張をしていますが、釈尊が説いた八万法蔵といわれる膨大な経典のどこを見ても、そんな馬鹿げたことは一切述べられていません。
逆に仏教では、「<神>は、仏・菩薩が衆生済度(しゅじょうさいど)のために仮の姿として現れる存在(これを垂迹といいます)」と説かれており、光玉の主張とは正反対の立場なのです。
教団は、自分たちの主張が正しいというのであれば、釈尊の経巻のどこにそうしたことが書いてあるというのか、明確に示すべきでしょう。根拠となる証文がないならば、こうした好き勝手な妄言は吐かぬことです。

■人々を惑わす霊魂思想

教団では、現実世界の背後に「先祖霊や怨霊・動物霊などの霊界がある」などという、霊界・霊魂説を盛んに主張しています。しかも、人間のあらゆる不幸現象のうち、80%がそれらの霊魂による「霊障」であるなどと、人々の俗信をさらに煽(あお)るようなことまで言っています。
しかしながら、もし仮にそういう霊魂が人間に憑依(ひょうい)して、さまざまな不幸をもたらすというのであれば、人生の幸・不幸のほとんどすべてが霊魂に支配されてしまうことになり、「現実世界の努力」など無意味なものになってしまいます。
何度でも書きますが、物事にはすべからく「原因」があって「結果」が生じます。霊魂が憑依してどうのこうのなどは、因果をわきまえない不条理そのものです。
人生の幸・不幸が霊によって決められてしまうなどという考え方は、むしろ「霊に取り憑かれている」という、一種の強迫観念を人間に与え、客観的な判断力を失わせることにもなります。普通の人間生活に支障をきたす、この霊魂思想こそが不幸の原因になりかねないのです。

以上、ごく簡単ではありますが、世界真光文明教団・崇教真光の教義についてその邪宗教である理由を述べました。皆さま方におかれましては、このような邪法邪師の邪義に惑わされることがありませんよう、くれぐれもご注意願いたいと思います。

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